再アニメ化で2019年4月から放映されているアニメ・フルーツバスケット。
今回は2話のネタバレ有りであらすじと感想を語ります。
1話の感想はこちら☞『フルーツバスケット』第1話のネタバレ感想【再アニメ化】
Contents
第2話「 みなさんが動物なんです! 」あらすじ

アクシデントで草摩夾に抱きついてしまった透は、草摩家にまつわるとんでもない秘密を知る。それは何百年も前から続く十二支の呪い……忌まわしき宿命……透に秘密がバレたことは、紫呉から草摩の当主である慊人に報告されるという。由希の脳裏をよぎったのは、子供の頃の――隠蔽された――悲しい記憶だった。
草摩家の秘密
草摩家の3人が動物になり、更に言葉まで話していることに気が動転している透。
そこで紫呉が草摩家の秘密を話し始めました。
紫呉は犬、由希は鼠、夾は猫の物の怪が憑いていること。
そして草摩家には他にも十二支の物の怪に憑かれている者がいて、この現象は何百年も前から続いているということ。
物の怪に憑かれた者は、体が弱ったり異性に抱きつかれると変身し時間が経てば元に戻ること。
各々の動物と意思が通じること。
透はそんな奇特な状況を少しずつ飲み込み、由希が抱きつこうとしてきた女子を突き飛ばしたという噂も鼠に変身してしまうからだったんだと察しました。
そしてまた由希と夾が言い争いになり、キレた今日がテーブルを拳で叩き割るとそのテーブルが透のおでこにヒット。
それを見てぶち切れした由希が夾を煽り本気の戦いになるも、由希が圧勝するのでした。
二人を心配しつつも学校の時間になってしまうと慌てる透。
亡くなったお母さんとの約束を守りたくて学校にはきちんと行くと決めていました。
そこに紫呉が、今回透が草摩家の秘密を知ってしまった事は草摩家当主の草摩慊人(そうまあきと)に報告すると伝えます。
それを了承し着替えに行く透をよそに、由希が「どうせ昔みたいに本田さんの記憶を…」というセリフを呟きました。
「そういうつもりじゃない、あの時は大勢に知られたから仕方なかった」と返す紫呉。
過去に何か同様の事があったような雰囲気です。
一方、庭には落ち込む夾の姿がありました。
学校での透と由希
由希が透に、草摩家の秘密を話していないんだねと声をかけました。
人様の事をベラベラ話すのは悪党だとお母さんに言われたと言う透。
秘密を話してしまうんじゃないかと由希を不安にさせていると思っていた透ですが、由希が心配してるのはそこではなく透の記憶を消す事になるかもしれないという事でした。
昔も人前で抱きつかれて変身してしまい、その場にいた全員の記憶を隠蔽する事になったと語ります。
慊人の決定事項には逆らえないと話す由希に、心配してくれてありがとう、忘れるのは寂しいけれど由希たちが一番安心する方法をとってほしいと言うようなことを伝える透。
変身するなんて普通の人は気味悪がるよと慊人に言われていた由希ですが、全く気味悪がる様子もなくニコニコしている透に少しずつ何かの気持ちが芽生えてきている様子です。
慊人のお許し
透が家に帰ると、壊した家を簡易的に修理していた夾に出くわします。
夾は何やら透に謝ろうと必死になっていました。
しかしタイミング良く紫呉が帰ってきて、謝りそびれてしまいます。
その後、紫呉が秘密を守れば同居してもいいとお許しが出た事を話しました。
旨すぎる話に、慊人と紫呉が何か企んでるのではないかと勘繰る由希。
”透を信用する、由希にも夾にも僕にとってもいい機会だ”と言う慊人の回想が入りつつ、透が改めてよろしくお願いしますと挨拶しました。
不安要素はあるけれど晴れて透が草摩家で生活する事になった傍ら、側には何やら不機嫌な夾の姿が。
夾を騙して透たちと同じ高校の編入試験を受けさせ明日から通い始める事になったからだと紫呉は言います。
夾は地元で受かった男子校に通わず4か月も山で修業していたらしいのですが、それも由希に勝ちたいがためでした。
夾の編入
透達の通う高校に編入してきた夾。
初日から人気でたくさん話しかけられ、怯えた様子でいます。
一方で、由希と同じで人とはまた違う電波を感じると言うはなちゃん。
こういう状況になれていない夾はパニックになって、女子が近づいてきた時動転して腕を固めに入り、遂には逃げだします。
そんな夾に、頭を使って行動しろと言う由希。
女子が沢山いる学校に通うなんて正気か?と聞く夾に、慊人が決めた男子校に通うよりマシ、わざわざその檻に入りたがる夾の気が知れないと伝えます。
すると夾は由希に勝ってれっきとした草摩の一員になりたいと告げ、一触即発のムードに。
透はそんな二人を見て、ケンカは良くないと二人の元に行って変身させます。
その後透に八つ当たりで「目障りだ」と言ってしまい、透は夾に嫌われたとショックを受けその場を去ってしまいました。
その後の透と夾
透の事がことごとく上手く行かなかったり学校でのことなど一連の出来事から疲れたのか、夾は紫呉に「この家を出たい」と告げますが却下されました。
そこで透に酷い事ばかり言ってしまう、人と暮らすことに慣れていないと漏らします。
紫呉はその事に対し経験が足りないだけだとアドバイス。
人と関わって学んでいく事でしか人を思いやれるような人間にはなれない、いつか夾を好きだと言ってくれる子が現れた時に大切にできるように修業を続けなさいと諭します。
一方、バイト帰りの透は夾の発言に落ち込みながらも、母親にめげない事を誓っていました。
そんな時後ろから物音がしたので、痴漢かと思い力いっぱいカバンを振ってぶつけます。
しかしその相手は夾でした。
慌てる透に、特段怒る様子もなく「さん付けじゃなくて呼び捨てでいい」と言う夾。
透はここで初めて夾君と呼びました。
その後必死で何かを伝えようと頑張っている夾を見て、自分に謝ろうとしているのかと気づきます。
そこで、十二支の猫が好きで猫年になりたかった、つまり仲良くなりたいと告げる透。
それに対し照れてごまかそうとする夾を見て、不器用だけど優しい人なんだと少し分かってきました。
そう簡単には変われないのかその後も相変わらずやらかしてしまう夾ですが、何となく透との関係が良好になってきた感じの風が吹いたのでした。
第2話感想
今回は由希と慊人の関係が垣間見えたり、由希や夾が少しずつ透に心を開き始める予感を感じさせる回でしたね。
草摩家の秘密も明かされたし、ようやく少し話が動いてきた!と思いました。
また、意味ありげに透の荷物の中にある帽子が描かれていましたね。
私は漫画を読破しているのでこの伏線の意味を既に分かってはいますが、ここではまだ言わないでおきます。
それから、夾に対する紫呉のセリフが今聞いても本当にその通りだなぁと思いました。
他人と関わって傷ついたり傷つけられたりしながら、他人と自分を学んでいかないと成長は出来ないですよね。
この時点でどこまで夾が覚悟をしたかは分からないけれど、少なくとも透との事は何とかしようと頑張る決意はしたみたいです。
最後夾がまた透に対して最初の頃と同じような態度を取ってしまっても、二人の間の雰囲気が何となく少し緩くなった感じが分かるのが嬉しいですね。
また、由希と夾はお互いがお互いに無い部分を羨ましく思うがゆえにぶつかってしまう事も分かってきました。
隣の芝生は青く見えるというやつですね。
ここら辺も今後二人の課題になっていきます。
あと何といっても慊人ですね!
当主とはいえ何故か草摩家のすべての決定権を握ってる感じで由希どころか紫呉も逆らえないような人物。
どんだけお偉い人なの?と不思議な存在です。
ここから長い時間をかけて少しずつ、草摩家内の複雑に絡み合った事情が明かされていくので今はまだまだ本当に序盤。
初見の方がこの先色々と分かっていく度に、どんな風に感じていくのかも気になりますね。
他の十二支ってそんな人がいるんだろう?
これからもずっと十二支は動物に変身しちゃうというハンデを背負って生きていくの?
その呪いを解く事はできるの?
あと多分視聴者が一番気になるのが「透は由希と夾どっちとくっつくの?」でしょうか(笑)
『フルーツバスケット』第2話ネタバレ感想のまとめ
いかがでしたでしょうか。
1話が人物と世界観の紹介回だったのに対し、ようやく秘密も明かされ話が動き始めた回でした。
透たちが少しづつ絆を深めて行ってるもの良いですね。
私は漫画を全部読んだので結末は知っていますが、また再びこのお話をアニメで観られるのが楽しみです!
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