ベツコミで2000年12月号から2005年8月号まで連載していた販売部数累計450万部を超える少女漫画「ホットギミック」の実写映画化が発表されましたね!
2019年に公開予定だそうです。
著者の相原実貴さんの作品では過去に
「5時から9時まで」が一度実写ドラマ化してますが
いよいよ満を持して
「ホットギミック」が登場です!
ここでは実写版キャストと原作漫画のあらすじと結末を書いていきたいと思います。
Contents
主要キャスト
■成田初:乃木坂46・堀未央奈(ほりみおな)
■橘亮輝:清水尋也(しみずひろや)
■小田切梓:M!LK・板垣瑞生(いたがきみずき)
■成田凌:間宮祥太朗(まみやしょうたろう)
作者の相原先生が発表したコメント
映画館で、私が造ったキャラクターたちが動く世界を観せて貰える機会に感謝しつつ、漫画とはまた別の実写版ギミックを読者の皆さんと一緒に楽しみにしたいと思います。
その他主要キャスト陣や山戸結希監督のコメントなどもありますので
ぜひ下記リンクからご覧下さい。
参考元:コミックナタリー
映画のあらすじ
どこにでもいる平凡な女子高生・成田初(なりたはつみ)。
優しい兄・凌(しのぐ)、元気な妹・茜(あかね)と両親と、ごく普通の家庭で暮らしていた。
ある日、同じマンションに住む橘亮輝(たちばなりょうき)に弱みを握られ、亮輝の無茶な命令に振り回されることに。
そんな時、数年前に突然引っ越していった幼馴染・小田切梓(おだぎりあずさ)が帰ってきた。
人気モデルとして活躍し、遠い存在だと思っていた梓が、昔と変わらず自分を守ってくれる姿に初は自然と魅かれていく。
亮輝に邪魔をされながらも、初と梓は付き合うことに。幸福感に溶けてゆく初だったが、実は梓にはある目的があった―。
さらに、兄・凌の秘密を知ってしまう。今まで通りではいられなくなり、戸惑う初。
昔から憧れの存在だった梓。口は悪いが傷ついた初を励ましてくれる亮輝。幼い頃からいつも自分を守ってくれる凌。
そんな3人の男性との恋に揺れ動く初の運命は…。
《引用元》https://www.toei.co.jp/movie/details/1213457_951.html
映画のあらすじですが、本筋は漫画の内容から大きく異なる事もなさそうですね。
次に漫画版の話の展開と結末を書いていきたいと思います。
漫画のあらすじ(ネタバレ注意)
橘亮輝の母であり社宅のカースト最上位にいる橘夫人に気を使い、才色兼備の兄と可愛くてモテモテで自由に生きている妹に挟まれてコンプレックスを感じながら無難に高校生活を送る主人公・初。
そんな平凡女子の初の周りに、まるで乙女ゲームのようにイケメンの男子たちが集まります。
社宅のキングで頭も顔も良いけど、性格に難ありの亮輝。
モデル業をやっているイケメンで、初の憧れの梓。
顔も頭も良い上に優しくて、初を見守る兄の凌。
同じ社宅で友達として仲が良く、可愛い顔した少し気弱なオタクのすばる。
家族×友情×恋愛と
青春時代において重要な要素であるこれらが全部問題となって、複雑になった人間模様を描いた作品です。
最初はバカにしていた初に、次第に惹かれていく亮輝が不器用ゆえに上手い接し方がわからず無理やり自分の元に置こうとする一方
初は王子様のごとく現れた優しくて気の利く梓からの告白により、付き合うことに。
梓との関係も少しづつ深めて恋人らしくなっていく中それでもお構いなしに初を手放そうとしない亮輝に嫌気がさしていた初ですが
ある日梓の裏切りに遭います。
何と梓は初を使って初の父親に復讐しようとしていたのです。
梓の母親が辛い想いをして亡くなったので原因を調べたら、その原因は初の父親だという事が分かったからです。
本音を話した後は初に辛くあたる梓。
優しい兄・凌も途中で何となく梓がおかしいことに気付いていますが、事情があって深く首をつっこまずにいました。
梓の真意を知りとても傷ついていた初。
深く落ち込む初を不器用ながらも励まし徐々に立ち直らせたのは、昔から大嫌いだった亮輝でした。
最初は抵抗を見せていた初ですが、亮輝への気持ちが大きくなっている事を無視し続ける事が出来ず次第に心を開いていきます。
そしてようやく初と亮輝がちゃんとした恋人になろうとしていた矢先
またしても運命のイタズラが発動しました。
実は梓の母親が辛い想いをした原因は、初の父親ではなく亮輝の父親だったのです。
初の父親は亮輝の父親にお金を借りる為に身代わりとなる契約をしていただけでした。
少し前から偶然自分の父親と梓の母親の関係に気付いていた亮輝でしたが初には内緒にしていました。
事実を知ってショックだったのはもちろん、それ以上に色んな人が傷ついてきたのに素知らぬ顔で事実を隠していた亮輝に怒りや悲しみを抑えきれない初。
亮輝だけでなく自分の父親に罪を被せた亮輝の父親にも不信感を抱き、周りを平気で振り回す橘家の感覚についていけないと感じて亮輝と縁を切る事に。
そして兄の梓が実は血が繋がってなくて成田家から離縁しようとしているとしている事を知ったり、凌の自分に対する気持ちを知った初は凌の気持ちを受け入れようと決心しました。
さて、初が最終的に結ばれるのは…?
漫画の結末(ネタバレ注意)
それぞれの人物に様々な裏事情が有り、初はその人物達の輪の中に巻き込まれて翻弄されていましたね。
初は気が弱くて少しウジウジしている部分はありますが基本的には何も悪くはないので、複雑に絡み合った人間関係のいざこざに翻弄されるのが可哀そうだなと思いました。
さて、結論をズバリ言ってしまいますと漫画では初はめでたく亮輝と結ばれます。
凌の事は結局兄としてしか見れなかったのです。
亮輝の事も結局忘れることが出来ませんでした。
亮輝の方も初じゃなきゃダメだという事を改めて実感し、ラストで二人はようやく恋人に。
子供の時から初の事をずっと好きで他の人を好きになれずにいた凌ですが、初に振られてしまった後は「他の女の子に目を向けてみよう」ではなくなぜか「出家しよう」となったので
もう一生初以外の女の人を好きになれない、初以外の人とは無理だと悟ったのでしょうね。
そこまで深い愛を捧げている凌と結ばれて欲しい気持ちもありました。
実はホットギミックには小説もあって、小説では初は亮輝の元に戻ることはなく凌との愛を少しづつ育んでいく選択をします。
作者の相原先生も、乙女ゲームのようにマルチエンディングも良いと思っていたそう。
なのでもしかしたら映画では亮輝以外の人と結ばれる可能性もあるかもしれませんね!
一体初は誰を選ぶのか、今から映画の結末も楽しみです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一見普通の恋愛漫画と見せかけて、昼ドラのようなぐちゃぐちゃの人間関係を描いているホットギミック。
私も昔リアルタイムでこの漫画を読んでいたので、今から楽しみです。
映画が公開されたら観に行こうと思います。
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