今回の記事は
普通郵便を早く届けるには何かいい方法とかある?
という疑問を持つ方にお届けします。
速達にするほどではないけど、なるべく早めに届けたいという方にお役に立てるかと思います。
※あくまで早く届ける確率を上げる方法であり、100%ではありませんのでご了承ください。
郵便事故が発生したりなど様々な要因により遅延する事もありますので、確実に早く届けたい方は速達などのサービスを利用しましょう。
Contents
宛名の表記法
まず、早く届けるための方法として些細な事からお伝えしていきます。
住所は分かりやすくしっかり書く
字が下手だとしてでも、分かりやすくクッキリと漢字や数字を書いてください。
上手くても、達筆すぎて読みづらいのはオススメできません。
「何の意味が?」と思うかもしれませんが実はコレ、あなどれないんです。
理由は主に2つ。
①内務で仕分けする人が住所を読み間違えて違う場所に仕分けする事を防ぐ為
→間違えて仕分けし本来行くべき場所じゃない郵便局へ運ばれてしまうとタイムロスになります。
②区分機と呼ばれる郵便物を仕分けする機械に正しく読ませる為
→郵便物によっては機械に流して仕分けします。
この際、機械が住所を上手く読み取れないと間違った場所へ仕分けしてしまいます。
更に、読み取れなかった郵便物の郵便番号や住所はパソコンで手打ちする事がありますが、打つ人が読めないと違う数字を打ったりして間違った場所へ仕分けされてしまう可能性があります。
これも一番目と同じく、違う郵便局へ運ばれてしまいタイムロスに繋がるのです。
機械は透明な塗料で郵便物にバーコードを印字するため、一度間違ったバーコードが印字されると下手したら1週間くらい違う郵便局間を行ったり来たりしかねません。
郵便番号は書く
実は住所がちゃんと書かれていれば郵便番号がなくても届きます。
しかし、中で仕事してる人には慣れていない人もいたりして、郵便番号が分からないと間違えて仕分けしてしまったりする可能性もありそれが遅延に繋がる事もないとは言えません。
なので郵便番号はきちんと書くことを強くオススメします。
アラビア数字で書く
日本の文化で、縦書きだと数字は漢数字で書くのがマナーのようになっています。
しかし、例えば1-3のような番地の時などに漢数字にすると1-21のように見えたりして間違えやすいという難点があります。
特に年賀状のあて先は圧倒的に漢数字が多いですが、読み取りにくさから機械から弾かれて後回しになって…という事も有り得るので、オススメは断然アラビア数字です。
切手を正しく貼る
当たり前ではありますが、切手は確実に不足なく貼りましょう。
足りてるか心配な方は郵便局の窓口に持っていけば重量を計って金額を割り出してくれて、そこで支払えば証紙という切手と同等のものを貼ってくれます。
なぜこんな当たり前な事を言うかというと、不足していると分かると料金不足で差出人に返却されてしまうからです。
そうなると大幅タイムロスですね。
慣れている人なら持っただけで大体何グラムくらいか予想がつけられますので、不足していると分かってしまうこともしばしばあります。
料金はしっかりと確認して、正しい金額の切手を貼りましょう。
出す時間帯と郵便局の選び方
今回のメインですね。
差し出す時間や郵便局によって、郵便物が最短で行く確率をあげられます。
時間帯
早いに越した事はないです。
地域によって便の出方などは色々ありますので、一概にどの時間とは言えませんが出来るだけ午前中をオススメします。
なぜなら午後には大体どこに向かう便もあるからです。
中で仕分けする時間なども考えて、最低でも15時くらいには出した方が安全ですね。
仕事で難しい方は朝一かお昼に出すか、誰かに頼むといいかもしれません。
郵便物を差出す場所の選び方
まず、普通郵便は日祝は配達していないので出来るだけ平日に出しましょう。
そして局の選び方ですが、どこの地域に出すかにもよります。
市内町内か、県内か、県外か?
■市町村内に届けたい時
※起点局とは、ざっくり説明するとその市町村で一番大きい中心となっている郵便局と考えておけばあまり間違いはないかと思います。下にも出てくる地域区分局へ郵便物を届けたりしています。早い時間帯であれば、市町村内のどこかのポストや無集配の小さい郵便局差出しでも構いません。
概ね翌日に届きます。
しかし同じ都道府県内だとしても、市町村内以外からの差出しは控えておいた方がベターです。
(少なくとも同都道府県内であれば翌日にきちんと届くかとは思いますが、念のためです)
■市町村内ではない県内や県外に出したい時
※地域区分局とは、ざっくり説明するとその都道府県でも大きく中心となっている郵便局と考えておけばあまり間違いはないかと思います。
都道府県内のみならず、他地域への発送もしている局です。何故かというと、どこか小さな郵便局に出した場合は宛先が県内でも県外でも一旦すべて地域区分局に運ばれてから、各郵便局へ運ばれるからです(あて先が同一市町村内を除く)
自分の居住地の地域区分局が知りたいという方は、以下を参考にして下さい。
もし遠くてここまで出しに行けないという場合は、最低でも起点局に午前中に出しましょう。
北海道:道央札幌郵便局、函館中央郵便局、苫小牧郵便局、帯広郵便局、北見郵便局、旭川東郵便局
青森:青森西郵便局
岩手:岩手郵便局
秋田:岩手郵便局
山形:山形南郵便局
宮城:新仙台郵便局
福島:郡山東郵便局
茨城:水戸中央郵便局、土浦郵便局
栃木:宇都宮東郵便局
群馬:群馬南郵便局
千葉:千葉中央郵便局、松戸南郵便局
神奈川:川崎東郵便局、神奈川西郵便局
埼玉:新岩槻郵便局、川越西郵便局
新潟:新潟郵便局
富山:富山西郵便局
石川:新金沢郵便局
福井:福井南郵便局
山梨:甲府中央郵便局
長野:長野東郵便局、松本南郵便局
岐阜:岐阜中央郵便局
静岡:静岡郵便局、浜松西郵便局
愛知:名古屋神宮郵便局、豊橋南郵便局
三重:四日市西郵便局
大阪:新大阪郵便局
京都:京都郵便局、福知山郵便局
滋賀:京都郵便局
兵庫:神戸中央郵便局、尼崎郵便局、姫路郵便局
奈良:奈良中央郵便局
和歌山:和歌山中央郵便局
香川:高松南郵便局
徳島:徳島中央郵便局
高知:高知東郵便局
愛媛:松山西郵便局
鳥取:米子郵便局
島根:松江中央郵便局
岡山:岡山郵便局
広島:広島郵便局
山口:山口郵便局
福岡:北九州中央郵便局、新福岡郵便局、久留米東郵便局
佐賀:久留米東郵便局
長崎:大村郵便局
熊本:熊本北郵便局
大分:大分東郵便局
宮崎:宮崎中央郵便局
鹿児島:鹿児島郵便局
沖縄:那覇中央郵便局
東京:新東京郵便局、東京北部郵便局、東京多摩郵便局
※ゆうパックは異なる所もあります。また、今後上記も変更になる可能性がありますので、確実性を求める方は都度ネットなどで最新情報を調べる事をオススメします。
おまけ
普通郵便よりは高いけど、速達よりは安く送れる方法があります。
例えば速達は普通の郵便物にかかる送料(切手代)+280円なので、安くても定型内82円+280円で362円です。
しかし、レターパックライトなら360円で速達よりほんの少し安く送れるだけでなく、上記82円は定型内郵便の料金ですがレターパックライトは定型外の大きさでこの値段です。
同じく定型外で一番軽い場合の値段でも120円ですから、速達にすると最低でも400円かかる(しかも追跡サービスはなし)となるといかにお得かわかります。
厚さ3cm以内、重さ4kg以内という制限はあるものの、追跡サービスがあるから配達状況も分かる上になんと速達と一緒に仕分けされるため普通郵便より優先的に処理されるという特典つき。
さらに日祝も配達してくれます。
(すべて2019年7月現在の料金です。2019年10月1日から料金改定になるのでご注意ください)
送付方法の手段として一考してみる価値はあると思います。
ただ、レターパックや速達も万が一郵便事故などで紛失してしまった際に賠償金補償などはありません。
とても大事な郵便物の場合は書留で送りましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
郵便物の料金も徐々に上がって行ってる昨今で、なるべく安く、そして早く届く確率を上げる方法をお伝えしました。
速達にするほどではないけど早く届けてみたい方はぜひ、参考にしてみて下さい
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