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5Gで何が変わるの?5分で誰でも分かる簡単な解説!

5Gで何が変わるの?5分で誰でも分かる簡単な解説! その他

5Gってたまに見たり聞いたりするけど、一体何?
何が変わってどんな事が出来るの?
調べようにも何だか小難しそう…という方へ。

オリエンタルラジオのあっちゃんが自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」で分かりやすく説明してくれている動画がアップされました。

しかし前後編併せて約1時間の動画をゆっくり見ている時間が中々なかったり、動画は容量が大きくて中々見れない…という諸事情がある方もいらっしゃると思います。

なので今回私が、5分程度で読める説明をあっちゃんの動画をなぞらえながら自分なりの文章も交えてまとめて書いてみました。

 

やっぱりあっちゃんの面白い例え話などのトークも聴きたい!という方はこちらをご覧ください↓

【経済】5Gで世界は変わる!インターネットが普及した時以上の変革が起きる〜前編〜

【経済】5Gで世界は変わる!〜後編〜 変革する未来を先取り

※ちなみにあっちゃんは「5Gビジネス」亀井卓也著(日本経済新聞出版社)という本を参考に解説しています。

 

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Contents

5Gは何の略?

5Gは5Generation(ファイブジェネレーション)の略です。

日本語訳は”第5世代”で、ここでは第5世代移動通信システムのことです。
ざっくり簡単に言うと携帯電話の進化の5番目です。

ここで、「ん?第5?じゃ1~4の世代もあるの?」と疑問に思いますよね。
「三代目 J SOUL BROTHERSって初代と二代目がいるの?」みたいな感じですね。

それでは1~4の説明も併せて第5世代は一体何が変わって何が出来るようになったのか、解説していきましょう。

 

5Gで何が変わるの?第1世代からの変化と特徴を簡単に解説

5Gで何が変わるの?5分で誰でも分かる簡単な解説!

上記でもチラッと言いましたが、1G~5Gとは携帯電話(無線通信)の進化の歴史と捉えて良いと思います。
以下、各世代の説明と5Gで変化することについての説明です。

1980年代:1G(携帯電話)

平野ノラさんの「しもしも~?」で平成世代にも有名になった、カバンのような大きい携帯電話。
この携帯電話が登場したのが第1世代です。
今まで固定電話しかなかった世代には、携帯出来る電話なんてまさに革命だったことでしょう。

実は本当に一番最初の第1世代の始まりは1979年に日本電信電話公社(現NTT)が始めた「自動車電話サービス」だったそうですが、これは自動車用の移動通信サービスで都市圏のみなど限定的でした。
この世代でちゃんと携帯電話と言えるのは1985年発売のショルダーホン、つまり平野ノラ電話と思っていてもいいかと思います。

1990年代:2G(メール)

第2世代はメールの登場です。

メールが出来る上に、音質も良くなった。
電話にメールも出来て、当時はここが人類の到達点では?とも思えた世代です。
ここではメール以外には特筆すべき進化はなかったようですね。

2001年:3G(iモード、ezweb)

3Gから何か知ってる!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

当時の携帯電話(ガラケー)を使用していた方なら目にしていた可能性は高いですが、携帯電話の画面の右上の電波を表すアンテナ部分横に「3G」という表示があったりもしました。

あっちゃんはこの第3世代で「情報のプラットフォームが見られるようになった」と言っています。

どういう意味かというと、今まで電話やメールなどの通信しかできなかったものがWEBで情報を検索・閲覧出来るようになったという事です。
iモード、ezwebと言えば、「知ってる知ってる!」という方も結構いらっしゃいますよね。

この世代で、全国各地の方とサイトなどを通じて簡単に知り合えてやり取りも容易に出来るようになりました。
テレビや雑誌などでしか知れなかった情報も知る事が出来るように。
しかし同時に、まだまだ携帯電話でネット見るのは重いなーとか見づらいなーなんていう課題もありました。

ちなみにこの3G~4Gの狭間にいち早く出たスマホがソフトバンクから発売された「iPhone 3G」です。
4Gに移行する前からスマートフォンを出していたという事で、iPhoneがいかに今の携帯電話(スマホ)のパイオニアだったか分かります。

2012年:4G(動画、スマホゲーム)

2019年現在の世代、皆さんお馴染みの世代です。
正式には2017年くらいまでは3.9Gなのですが、ここでは詳細は割愛しましょう。

高画質の動画視聴やゲームが出来たり高品質な音楽を聴ける(ポータブルオーディオプレーヤー代わり)など、スマートフォンになってからガラケーに比べて出来る事が爆発的に増えたのが第4世代です。
今でも、スマホ画面の右上に4G(もしくはLTE)って書いてたりするものもありますよね。
(ずっとWi-Fi接続している人などは見てないかもしれませんが)

しかし便利なのにも関わらずスマホが発売されて2~3年くらいは、「自分は一生ガラケーでいい」「スマホは絶対使いづらそうだら嫌だ!」なんて方も多かったのです。

そんなラストサムライはもう絶滅寸前ともいえる程ガラケー民は減少し、スマホという今の便利な機能が浸透し恩恵を受けていますね。

  • ある程度の大きな容量のやりとりも可能になったことで動画や高画質の画像などをアップしたり受信したりも簡単に出来て、ツイッターやインスタなどのSNSも更に盛り上がる。
  • 高画質動画も簡単に観れる(YouTube・テレビ・映画など)
  • 色んなゲームだってさくさく出来る。
  • ガラケーでは使いづらいLINEが簡単に出来る。

LINEの普及もスマホ世代を確固たるものにした要因の一つかもしれませんね。

2020年:5G

さて、本命の5Gの説明です。
4Gから5Gになることで変わる物事には大きく分けて3つのポイントがあります。

 

①高速大容量通信
その名の通り、すごく速くすごいデカい容量の通信が出来ますよというもの。
通信速度なんかは10倍以上にもなるというから凄いですね。
今でも十分では?と思うかもしれませんが、更に速く更に大容量になる事で考えられるメリット・サービスなんかもあるわけです。
2時間の映画を今まで5分かけてダウンロードしてたものが、3秒で出来ちゃうよと言われると嬉しいですね。

②超信頼・低遅延
超信頼って何かちょっと面白い単語ですね。
例えば今まで動画とか観ていて、たまに電波の関係でちょっと遅くなったりカクカクしたりしませんでしたか?
5Gからそういうのが無くなり、まさに「お任せください、超信頼して下さい」状態になるという事です。
遅れたとしても人間が感知出来ない程度のレベルでしか遅延しないから、遅くなったとの感じずノンストレス。

③多数同時接続
Wi-Fi一つに対し使用人数が多かったり、災害時に電話が繋がりにくくなったりなどの経験がある方もいると思います。
これが5Gだと、多数の同時接続が快適に出来るようになるよ!という事です。

 

こうしてみると不思議と大体10年ごとに世代交代しています。
5Gは日本では2020年からという話になっているのですが、大体4Gから10年弱ですね。

 

4Gまでから5Gへの変化の具体例(予想されているもの)

①動画
4Gまで:容量制限があり、Wi-Fi等がない限り動画などを観てしまうと速度制限がかかりやすい。
5Gから:制限もなく大容量なので、動画を超高画質で長時間観放題。
②ゲーム
4Gまで:一人で行う、または数名で同時通信など。たまに速度が遅くなったり固まったりする。
5Gから:もっと大規模の人数で同時に、速いスピードで遅れる事なくサクサク出来る。
③商品購入
4Gまで:スマホなどで簡単決済。わざわざATMに行かなくていいので普通に便利。
5Gから:商品をバッグに入れて入退場口を通過するだけで決済。スマホを取り出す必要すらない。
※実はこれは既にAmazonが「Amazon Go」というサービスでやっています。

5G移行に伴うデメリット

ネット社会でなる事で、サイバー犯罪の確率が増える事が予想出来ます。
ここら辺については、何かのサービスを始める人にしっかりと対策を立ててもらいたいですね。

 

 

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5Gで何が変わるの?もう少し突っ込んで説明

ここまで簡単にそれぞれの世代の説明をしましたので、4Gまではどうで5Gどうなるのかおおよそ簡単には分かったかと思います。

ここで5Gについてもう少し突っ込んでいきます。
5G世代のビジネスの在り方についてです。

5分以上の時間を多少使っても知ってみたい、という方は先に進んで見てみて下さい。

 

先ほども説明した通り今までの世代交代は、前世代の問題点や課題を次世代で解決!というシンプルなものでした。
第1で音質が悪いから第2で良くなった…など。
そして4Gの時代になった今、通信に関しては結構満足しているかと思います。

そこで5Gですが、すごい事が出来るようになったと言っても何が出来るようになったのかイマイチ説明が難しくなっているそうです。
今である程度満足している(大きな問題点や課題がない)上で、更にもっと良くなるよ!と言われても何かピンと来ないですよね。

今までの目に見えて分かる問題を解決することから、目に見えづらい問題を解決する(潜在的需要を満たす)ような世代がに第5世代という事らしいです。

 

そこでキーワードになってくるのが、B2C・B2BからのB2B2X

うわぁ…数学みたいで無理、読む気しないと思った方、ちょっと待って下さい!

下記で説明します。

B2C(Business to Customer):企業と個人のお客さんの取引。
→喉が渇いたからコンビニで飲み物買った、など。
B2B(Business to Business):企業と企業の取引。
→レストランが仕事用の食材を買う、など。
XはBusinessとCustomerの両方をまとめたもので、つまりB2B2Xとは
Business to Business to Customer( Business)
→「企業対個人や企業対企業の取引」に対し5Gの技術を乗っけるビジネスをする。

やっぱりわかりません無理ですという方は上の説明は適当に流して大丈夫です。
もっとかみ砕いて説明しましょう。

 

5Gの特徴として多数同時接続の話をしましたが、それにより「IoT」の時代が来ます。
IoT(Internet of Things)とは直訳すると物が全部インターネットに繋がっているよということ。

例えば冷蔵庫や玄関などの物がネットに繋がっているとかそういう事です。
冷蔵庫がネットに繋がってたら、外出していても冷蔵庫の中身がスマホで分かったりしますよね?
出先で何の食材が無くなってるとかが分かって、買い物もスムーズです。

下手したら自分で食材を買いに行かず、その日自分が家に帰る頃に合わせて即行食材を届けてくれるサービスなんかも発達するかもしれません。

こういった機能は今、もう既にいくつか出てきていますね。

そんな風にあらゆる物にネットが接続するIoTの時代になるから、これからB2B2Xの事業も発達すると言われています。

B2B2Xの前半のB2はdocomoとかの通信事業者のこと。
通信事業者が基盤を作っているネット(B2)を使って、何かビジネスをする(B2X)ということです。

例えばですが、マイクロソフト社がソフトを販売するのにパッケージでソフトを売っていました。
そこから、定額制などでネット上に置いてるソフトをダウンロードして貰う手法を取るようになっていきました。
物理的なCD-ROMの販売から、ネットでの販売も行うようになった。
これがB2B2Xの一つの事例です。

5Gの時代になると、こういうネットを使用したサービスが世界の在り方の中心になっていきそうですね。
車の自動運転計画なんかもそうです。
ハンドル操作もアクセルブレーキもせず勝手に車が運んでくれる未来も訪れるかもしれません。

マイクロソフト社のように、多数の企業がB2B2Xのやり方に移行していくのは予想できますね。

 

余談ですが実はアメリカと韓国では2019年4月3日に5Gが開始しています。
「え?日本は2020年からなのに?日本遅れてるの?」と置いてきぼり感があるかもしれません。
アメリカと韓国では世界初にこだわって少し無理をしながら2019年から開始に踏み切ったみたいですね。
しかしまだ5Gの全てが出来る段階ではなく、パーフェクトな状態ではないようです。
5Gの仕組みを上手く整えたりしないと使いこなせないだろうという事から、準備も含めて日本は2020年開始を照準にしているため焦る必要は無いのだとか。
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5Gって何が変わるの?5分で誰でも分かる簡単な解説!のまとめ

いかがでしたでしょうか。

まとめると、4Gまでの技術が5Gでは更にレベルアップして、今以上にネット社会の世界に変わっていくだろうという事でした。

オール電化でガスでやっていた事も電気でまかなえるようになったように、5Gになることで今までネットで出来なかった事も全てネットでまかなえるような、そんな便利な時代になりそうな予感がします。

 

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